「物理」グループの購読(5)

・ブログ「物理的宇宙」

 

簡潔・明解です。

私のような徒然なる雑記ではなく、本の記事のように読みやすく、こういう書き方ができるようになりたいです。

 

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・ブログ「三浦と窮理とブログ」


量子計算、Rust、Gitと、出てくる話題からすると、頭が若い方ですね。

しかしQ#でなくC#なのは何故なのか?

-いっちょかみ-の素人の私の記憶では、確かQ#は量子計算において、数値計算Pythonみたいになることを目指していたと思うのですが、目指すようにはなれなかった、のでしょうか?

 

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・ブログ「数学と物理学のブログ」
ベルの定理あたりの記事を、ザッとしか見ていないので、今後ゆっくり読ませて頂きたいです。

 

アルバート・アインシュタインが発見したこと」の記事について思う事:

1)理解が不十分な人達は、いなくならない。


その人達はE=mc2について理解する必要が無いのでしょう。また、振り返って私はどうか、十全に理解しているか、というと、そうでは無いとも思います。

 

2)より正しい理解は、少しずつだが、浸透している。


物理だけでなく、生活全般について、そう言えると思います。情報が気軽に発信できるため、誤情報が氾濫するようになりましたが、『ファクトフルネス』という本に書かれた10の認識バイアスのような事が次第に知られるようになり、多くの人が誤情報への耐性を身につけ始めている気がします。

 

(追記)

きちんと読んだとは言えないのですが、記事「量子力学の軌跡解釈(ボーム力学)とコッヘン=シュペッカーのNO-GO定理」が素晴らしいので、感想を追記します。

 

思考過程が明記されているので、読んでいて色々な考えが浮かんできて、刺激的です。例えば、暗黙の了解として教科書に書かれていない事が書かれています。

 

また、「オブザーバブル」「軌跡解釈」といった用語についての記述を読むと、ラベルを付ける事の重要さを再認識します。

 

no-go theorem、不可能定理、については

 

・数学には不可能の証明に使う立場が複数あるので、たまたま選んだひとつの数学的前提において「不可能と証明された」と言われても、物理側としては余り重要さが無い気がします。

(これは、相対論でのペンローズ・ホーキングの定理、統計力学での平衡モデルに関するある種の不可能定理、についても同様な気がします。)

 

・そうは言っても、ベルの定理などについて、数学にちゃんと寄り添って考えている上記ブログの記事は、以下のような意味で価値があると思います:

 

数学の論理は、日常生活の常識の論理と異なるので、常識では想像できない結論が得られる場合があります。そして、自然界や物理現象が、そうした常識では辿り着けない性質を持っているかも知れないのです。したがって、数学的に考えを進めると、(1)自然界について新発見ができる、(2)私達の考え方を拡張できる、という可能性があります。